自宅や会社の災害リスクの洗い出しにご活用ください
この「防災特別号」は、企業防災をテーマに2018年から年2回お届けしています。今年は1月1日の能登地方地震に始まり、各地で地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報が初めて発令されました。
また、集中豪雨・ゲリラ豪雨・台風などの被害も多く、防災に一層注力する必要性がでてきています。
今回は豪雨被害対策にフォーカスしておりますが、過去に配信した企業防災を以下にまとめていますので、改めてご確認ください。
「万一の状況に備えること」、「防災の知識を高めること」は、人も企業も「生き残ること」に繋がります。
昨今の豪雨状況
線状降水帯や台風などによる豪雨被害が発生しています。2023年豪雨
・令和5年台風13号による大雨
伊豆諸島、千葉県、茨城県及び福島県では線状降水帯が発生し、猛烈な雨が発生した。
・梅雨前線及び台風2号による大雨
太平洋を中心に大雨。期間降水量の合計が平年の6月降水量の2倍を超えた地点あり。
豪雨の特徴
昨今の豪雨の特徴として、短時間に強い雨を降らす「短時間強雨(集中豪雨)」があげられます。その中でも、線状降水帯による短時間強雨が多くなっています。
1980年頃と比較して、1時間に降った強度の強い雨はおおむね2倍程度に頻度が増加しています(図1)。
図1. 【全国アメダス】1時間降水量80mm以上の年間発生数
(気象庁 大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化 より引用)
線状降水帯による大雨の半日前からの呼びかけ
線状降水帯が発生すると、大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあるため、半日程度前からの呼びかけを行います。しかし気象庁HPで記載しているとおり、
・線状降水帯の発生メカニズムが未解明
・線状降水帯周辺の大気の3次元分布が正確には分かっていない
・現在の数値予報モデルでは精度よく予想できない
以上の点から正確な予想は難しく、呼びかけがなくとも大雨になる可能性があります。
そのため、避難するための判断材料が必要です。
気象庁が発信しているリアルタイムの気象情報が、その判断材料としてお使いいただけます。
大雨危険度
今後の情報等に留意~危険レベル5相当まで6段階で、大雨危険度をお知らせしてくれます(図2・図3)。
図2. 大雨危険度(気象庁HPより)
図3.危険レベル(気象庁HPより)
キキクル(危険度分布)
大雨に関する情報を待つことなく、洪水による災害発生の危険度の高まりを示してくれます(図4)。
図4.キキクル(危険度分布)(気象庁HPより))
大雨に関する情報を待つことなく、洪水による災害発生の危険度の高まりを示してくれます(図4)。
このようなリアルタイムの情報から、避難時の判断基準とするだけでなく、テレワークやリモートワークなど幅広い勤務業態を活用することで
豪雨による被害を抑えることが可能です。
最後に
例年にもまして、防災・災害対策に関して多数ご相談をいただいております。水や備蓄品の在庫状況をメーカに確認が必要ですので、今一度消費期限等をご確認お願いします。
何かお力になれそうなことがございましたら、お気軽にお声がけください。
▼BCPの定着と浸透・防災備蓄品

▼自然災害の被害を受けた際に有効であった取り組みとは?

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【参考・引用サイト】
●災害をもたらした気象事例 気象庁
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/index.html
2024年8月22日アクセス
●大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化 気象庁
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html
2024年8月22日アクセス
●気象情報 (警報・注意報に先立つ注意喚起や警報・注意報の補足など) 気象庁
https://www.river.go.jp/index
2024年8月22日アクセス
●【KHB東日本放送】能登半島地震は津波到達までわずか1分 東北大学 津波工学研究室
https://www.tsunami.irides.tohoku.ac.jp/jp/news/detail---id-332.html
2024年8月22日アクセス
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作成日:2024.09.03
作成者:岡崎 萌恵